奈良県の吉野川沿いにあるラーメン河というお店をご存知でしょうか。
テレビ番組の「ナゼそこ?」でも紹介され、行列が絶えない秘境の名店です。
今回の記事では、ラーメン河の閉店の噂や立ち退きの時期、2時間で完売する理由、店主の長田亜起男さんが1人で営業を続ける感動の背景について、詳しくリサーチしてまとめてみました。
スポンサーリンク
テレ東【ナゼそこ?+】放送「ラーメン河」に閉店の噂?
テレ東の番組「ナゼそこ?+」で取り上げられた「ラーメン河」には、数年前から閉店の噂が出ています。
店主の長田亜起男さんが85歳という高齢であることは大きな理由です。
さらに、お店の場所が河川の工事による立ち退き対象となっています。
具体的な噂の背景を整理してみました。
- 長田亜起男さんが85歳と高齢で体力の限界が近いこと
- お店が面する吉野川の護岸工事が計画されていること
- 長田亜起男さんが立ち退きを機に引退すると話していること
このように、年齢的な事情と物理的な移転問題が同時に迫っています。
ラーメン河、初めて行ったのは15年前
— 猫道士 (@syouyouha) June 2, 2025
友人に教えてもらったけど
こんな秘境も秘境にホントにラーメン屋あるの?
と思ったもの
当時は土日でも行列できる前だったから食べれました
塩ラーメンが美味しいと生まれて初めて思ったほど
今も健在で何よりです
何回も閉店の噂流れてましたし
長田亜起男さん本人は、「何歳になっても現役でやります」という熱意を持って営業されていますが、
立ち退きになったら店を畳むと周囲に語っています。
そのため、ファンの間では今の場所が最後になると噂されているのです。
スポンサーリンク
「ラーメン河」の立ち退きはいつ?
ラーメン河の立ち退きがいつになるのか、正確な時期は判明していません。
吉野川の護岸工事が進めば、現在の店舗は取り壊される運命にあります。
長田亜起男さんは、工事が始まったらお店を辞めると決めています。
ちなみに、お店の2階が住所で、長田さんが自分で作ったらしい😄
家まで作れる人なの?
何者😲
立ち退きに関する長田亜起男さんの考えは以下の通りです。
- 護岸工事が本格化したら潔く暖簾を下ろす予定である
- 他の場所は家賃も高く、移転してまで続ける気はない
- 80代という年齢から、新しい場所での再出発は考えていない
今のところ、具体的な工事着工の日程は公式に発表されていません。
ラーメン河 護岸工事で立ち退き閉店になる迄に また食べに行かないと… https://t.co/4VHKiRmF4U
— 真っ黒くろすけ (@M0SHIM0SHIKAME4) October 10, 2022
10数年前からずっと立ち退きの噂があったみたいだね
調べたけど、具体的なことはまだ決まっていないのかも
しかし、大雨で川が増水すると、柱まで水が来るような厳しい環境もあり、不安は絶えません。
いつ最後の日が来てもおかしくない状況が、今の人気を支えています。
スポンサーリンク
「ラーメン河」の営業は2時間のみですぐ完売!?予約できる?ミシュラン掲載の人気店
ラーメン河は営業時間がわずか2時間ほど。開店前に完売してしまう事もあるほどの、幻のお店なんです。
予約はできません。
先着順で記帳する必要があるそうです!
ミシュランガイドに掲載されたことで、全国からファンが押し寄せています。
1日の提供数は、長田亜起男さんが丁寧に作れる限界の約40食分です。
到着したら「記帳」台で記帳をすませよう!
| 項目 | 内容 |
| 1日の提供数 | 約40食前後 |
| 完売までの時間 | 約2時間 (お昼過ぎには終了) |
| 掲載実績 | ミシュランガイド奈良 (ビブグルマン) |
ラーメン河@奈良県吉野郡吉野町
— らーよー🍜 (@kn_ramen) September 15, 2025
ラーメンマグロ丼セット
1989年創業。元寿司職人。
ここを目当てにしないとなかなか厳しい
普段サイド食べないし連食だけどこのマグロ丼は食べなきゃ。
白菜が効いた塩ラーメンを吉野川を眺めながら食す。
1lot5杯15分、サイドの丼ありでぶん回す姿が勇ましい。 pic.twitter.com/fT9DZlBQEy
山奥の不便な場所にあるにもかかわらず、午前中には売り切れます。
長田亜起男さんのこだわりが詰まった一杯を求めて、朝から行列ができるそう。
開店前に並ばないと、売り切れで食べられない可能性があります!
開店1時間前には売り切れる事もあるとか!
朝7時からもうお客さんが記帳しに来るみたいだよ!
遠方から訪れる際は、早めの到着が必須と言えるでしょう。
スポンサーリンク
「ラーメン河」高齢店主1人で営業の理由:奥さんが亡くなっていた
「ラーメン河」店主の長田亜起男(おさだ あきお)さんは、奥さんが亡くなってからお1人でお店を切り盛りされています。
以前は最愛の奥様と一緒に、二人三脚でお店を運営されていました。
しかし奥様が他界され、それ以降は1人で暖簾を守り続けています。
ラーメン河のお母さん亡くなってはったのショックやなぁ。
— じん めい じん (@monmonmonmon19) July 27, 2023
工事で立ち退き閉店問題とかもなんのそのおっちゃんがまだお店立ってやってるのありがたいなぁ🍜
そんな長田亜起男さんを支えているのは、熱心な常連さんたちです。
- 開店前の掃除や片付けを自発的に手伝ってくれる
- 駐車場の整理や行列の案内を代わりに担当してくれる
- 長田亜起男さんの体調をいつも近くで見守っている
奥様を亡くした悲しみを抱えながらも、長田亜起男さんは挑戦をやめません。
常連さんの献身的な手助けがあるからこそ、1人での営業が成立しています。
毎週末、遠方から訪れる常連さんもいます。
朝、店主の長田さんに珈琲を入れるのがルーティーンという常連さんも。
1人でお住いの店主の体調が心配で、毎日のように電話をしている常連さんも。
テレビでは、「まるで推し活!」と言われていましたが、店主の長田さんの人柄が愛される理由なんでしょうね!
お店には、単なる飲食店を超えた温かい絆があふれていますね。
ずーっと行きたかった1日40食の『ラーメン河』さん🍜にやっと行けた‼️美味しすぎて汁まで完食✨マグロ丼も元寿司職人さんらしくてめっちゃ美味しかった‼️お爺ちゃま独りでお店を切り盛りしてるけど常連さんがちょっとお手伝いしてたりしてアットホーム😊また行きたい💕 pic.twitter.com/o2qLVqwodE
— あこ (@aki36kid) November 13, 2022
スポンサーリンク
「ラーメン河」店主 長田亜起男(おさだ あきお)さんは元寿司職人の経歴あり
店主の長田亜起男さんは、元寿司職人という異色の経歴を持つ料理人です。
長田さんは鶴橋で寿司屋をしていた頃、大阪万博で日本の文化を紹介するためにラーメン屋を出店したいと動いたものの願い叶わず。
夢を諦めずスープの研究を続け、68歳で長年の夢だったラーメン屋をスタートさせたそう。
寿司職人時代の経験が、今のラーメン作りにも大きく活きています。
- 魚介の旨味を最大限に引き出す鋭い味覚と技術
- 妥協を許さない素材選びと徹底した仕込み作業
- 見た目にも美しい盛り付けへのこだわり
長田亜起男さんは、誰かに教わるのではなく自分で納得する味を追求しました。
独学だからこそ、既存の枠にとらわれない繊細なスープが完成したのです。
85歳になっても現役で学び続ける姿勢が、多くの人を惹きつけています。
大好きなラーメン河行ってきた!もうほんとここのラーメン美味しいし、とにかくまぐろ丼がめちゃくちゃ美味い!酢飯の味が最高に好き!
— メバチ🐟 (@m8_mgr) November 23, 2025
これが最後にならないようにしたい…まだ食べたい…🥺 pic.twitter.com/yzXJ1nxrZs
ラーメンも豚肉も好きじゃないと言っていたのが面白かった!
ラーメンは作るのが好きなんだってね。
お客さんが美味しいと喜んでくれるのが嬉しいって
チャシューもめちゃくちゃ美味しいらしい!
ますます食べてみたい!
スポンサーリンク
「ラーメン河」人気メニューは塩ラーメンとマグロ丼
ラーメン河の看板メニューは、究極の塩ラーメンと特製マグロ丼のセットです。
来店する方のほとんどが、このセットを注文されます。
元寿司職人の長田亜起男さんだからこそ提供できる贅沢な組み合わせです。
それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
- 塩ラーメン鶏ガラと魚介のクリアなスープに、柚子の香りがふんわり漂います。
- 厚切りのチャーシューは箸で切れるほど柔らかく、食べ応えも抜群です。
- マグロ丼は長田亜起男さんが大阪の鶴橋まで自ら足を運んで仕入れています。
- 新鮮で厚みのあるマグロは、山奥とは思えないクオリティです。
| ラーメンまぐろ丼セット | ¥2000 |
| ラーメン | ¥1000 |
マグロはインドマグロにこだわっているんだって
本マグロを本物のマグロだと思ってる人が多いけど、そうじゃないと語っていたね!
昨今の物価上昇で、
価格は変わっている可能性もあるのでご注意を
ラーメン河@吉野郡
— じるべーる (@2ubLN0QyRoAQSBY) October 12, 2025
ラーメンまぐろ丼セット2000円
美味しゅうございました😋#ラーメン河#親父さん元気やった#9時前に受付終了 pic.twitter.com/pebbWpsusI
あっさりしたラーメンと、濃厚なマグロの旨味が絶妙にマッチします。
この二つの味のハーモニーこそが、ラーメン河が愛される最大の秘訣です。
もちろん口コミも美味しいという評価多数!
スポンサーリンク
奈良県吉野「ラーメン河」行き方・アクセス・店舗情報まとめ
『ラーメン河』は、大阪市内や奈良市内から車で約1時間半。
国道169号線から小道に入った吉野川のほとりにぽつんと建っています。
ラーメン河へ行く際は、事前に場所やルールを確認しておくのが安心です。
駐車スペースにも限りがあるため、マナーを守って利用しましょう。
| 項目 | 食べログ情報 |
| 住所 | 奈良県吉野郡吉野町菜摘470 |
| 営業時間 | 10:00 〜 12:00 (完売次第終了) |
| 定休日 | 水曜日、木曜日 (夏季・冬季臨時休業あり) |
| 席数 | 9席 (テント下のテラス席のみ) |
| 駐車場 | あり (お店の周りに駐められるだけ約15台くらい) |
| アクセス方法 | 【電車】 ◆近鉄吉野線『吉野駅』より約5㎞ 【バス】 路線バス(定時運行・平日土曜) 近鉄南大阪吉野線大和上市駅より やまぶきバス入之波行き乗車 「宮滝」下車徒歩17分(1.4km) 吉野町運行のデマンドバスあり。 3日前〜前日までに要予約 0746-32-0550(平日13:00~17:00) 「華籠神社」下車すぐ |
| 備考 | ★1日約40食のみ ★順番待ちのウェイティングノートに名前と人数を記入した順に10時から呼ばれます ★混雑時は開店前に売り切れになることもあるので要注意 ★水や片付けはセルフサービス ★まぐろ丼のサビ抜き注文可能 ★小学生以下の入店不可 |
目の前がすぐ川!
行くまでの道も狭いらしい
まさに秘境ラーメン!
大雨などの悪天候時は、川の増水により臨時休業になる場合があります。
長田亜起男さんの体調次第で営業状況が変わることも念頭に置いてください。
秘境にあるため、時間に余裕を持って訪問することをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、ラーメン河について詳しくリサーチした内容をお届けしました。
- ラーメン河に閉店の噂があるのは、店主の高齢化と立ち退きの問題があるためです。
- ラーメン河の立ち退きは工事の進展次第ですが、店主は移転しない意向です。
- ラーメン河の営業は1日約40食限定で、開店から2時間ほどで完売します。
- 長田亜起男さんが1人で営業できるのは、亡き奥様の後の店を常連が支えているからです。
- 店主の長田亜起男さんは、大阪で寿司店を営んでいたプロの職人です。
- ラーメン河の人気メニューは、絶品の塩ラーメンとこだわりのマグロ丼です。
- ラーメン河の店舗は奈良県吉野町にあり、お昼過ぎには営業が終了します。
長田亜起男さんの情熱と常連さんの絆が生んだ奇跡の一杯を、ぜひ味わってください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

