箱根駅伝2025、盛り上がりましたね!
吉田響選手も今回、良い成績を残し話題になりました。
彼は東海大学から創価大学に編入した、異色の経歴を持つ選手です。
今回は、吉田響選手の退部理由や
新たな挑戦について調べてまとめてみました。
苦労が色々あったんだね🥹
【東海→創価へ】吉田響選手が東海大学を退部した理由は?
吉田響選手は、東海大学の陸上部を退部した理由として、
主に「チームとの考えの不一致」と「健康面・精神面の不調」を挙げています。
彼は、東海大学でも十分に活躍する選手でした。
箱根駅伝を見ていた時に、「この選手、この大学だったっけ?」と気付いたファンも多かったと思います。
私も、あれ?と違和感を覚えて、箱根駅伝を見ながら調べたのを思い出します。
ご報告 pic.twitter.com/BGHByxK2xR
— 吉田 響 (@hibiki_run) April 1, 2023
監督の厳しいルールや、チーム内での意識の差などに悩み、
精神的に追い詰められ、競技への意欲が低下していってしまったこと、
健康面でも体調不良が続き、練習に参加できない日々が続いたことなどを理由に挙げています。
最終的には、退部を決意し、地元に戻ることになってしまったそうです。
吉田選手は、退部後に「一度は陸上を辞めるつもりだった」と語っており、
精神的な苦痛が彼の競技生活に大きな影響を与えていたことが伺えます。
【東海→創価へ】吉田響選手が創価大学への編入を決断したのはなぜ?
吉田選手は、創価大学の榎木監督からの誘いを受け、2023年4月に編入しました。
新たな環境で再び「山の神になる」という目標に挑戦することができると感じたことが、彼の決断の大きな要因のようです。
創価大学では、彼の能力を最大限に引き出すためのサポートが期待できると考えたようです。
特に、創価大学の陸上部は、選手一人ひとりの個性を尊重し、チーム全体の士気を高める環境を整えているため、
吉田選手にとって理想的な場所であり、他の選手にとっても、吉田選手の存在が大きく影響し合っていたようです。
創価大学の精神的支柱である主将・吉田凌は「学生生活で1番嬉しかったことは何?」という質問に対して、次のように答えている。
「昨年度(2023年)、響が入ってきて、自分の競技の価値観というか、陸上に対する取り組み方を変えてくれた。
彼の存在のおかげで、チーム全体としても優勝という目標であったり、もっと高いレベルに挑戦しようという思いが芽生えた。
この4年間を振り返って1番嬉しかったことと言えば、響が編入してきてくれたこと」
(引用元:文化放送 【101回箱根駅伝】創価大学・吉田響の夢は育つ)
彼は「創価大学での経験がなければ、今の自分はなかった」と語っており、
チームメイトとの絆や監督の指導が彼の成長に大きく寄与したと考えられますね。
昨日、行われた全日本大学駅伝で
— 吉田 響 (@hibiki_run) November 6, 2023
総合6位、5区で区間新を
とることができました。
沿道からの応援がとても力となり
最後まで楽しみながら走りきれました。
箱根駅伝では、総合3位以内を達成し
5区オール区間賞をとってみせます。
たくさんの応援ありがとうございました。#響と凌#山の神への挑戦 pic.twitter.com/W03pmfMFRz
苦悩を乗り越えた吉田響選手が箱根駅伝2025で掴んだ栄光
箱根駅伝2025では、吉田選手が往路の2区で出走し、驚異の13人抜きを達成。
区間新記録となる1時間5分43秒をマークし、日本人歴代最高のタイムを記録しました。
素晴らしい成績ですよね❣️
箱根駅伝二区応援ありがとうございました!!山の神になれなかったけど、それ以上にチームで勝つという夢のためにこの選択をとりました!!悔いはありません!!
— 吉田 響 (@hibiki_run) January 2, 2025
気持ち切り替えてチームの応援に全力を注ぎます!!
二区の応援ありがとうございました!!#花の二区#日本人歴代トップ#響と凌 pic.twitter.com/1E7Tk00EbD
吉田選手が走ったこの2区は、区間新記録がなんと3人!という超高速レースでした。
東京国際大・エティーリ選手には13秒及びませんでしたが、
青学大の黒田朝日選手を1秒上回って、日本人歴代最高タイムとなりました。
この快走は、彼の努力と新しい環境での成長を示すものであり、チームの総合7位に貢献しました。
「チームを勝たせて、最後に笑って終わるために『絶対に2区で区間新を出して、優勝してやる』という気持ちだった」そうです。
チーム事情と平地の走力が格段に上がったことで、2区を任されましたが、
吉田選手は、元々は5区を走りたいというこだわりがありました。
「気持ちを押し殺して、恩返しのためにやってきた。『山の神』になれなかったのは悔しいです」とも語っていたようです。
2025年・箱根駅伝を終えて pic.twitter.com/q6CG4XOM20
— 吉田 響 (@hibiki_run) January 3, 2025
箱根駅伝の成績
1年生 (2021年度)東海 | 第98回 | 5区 | 区間2位 1時間10分44秒 |
2年生 (2022年度) | 第99回 | 出走なし | ーーー |
3年生 (2023年度)創価 | 第100回 | 5区 | 区間9位 1時間12分38秒 |
4年生 (2024年度)創価 | 第101回 | 2区 | 区間2位 1時間05分43秒 区間新記録 |
吉田響選手の卒業後の進路は?
卒業後、吉田選手は実業団には入らず、プロランナーとしての道を歩むそうです。
彼は、ロードとトレイルの二刀流ランナーを目指し、2028年のロサンゼルスオリンピックでのマラソン出場を目標に掲げています。
多くの実業団からオファーが届いたそうですが、丁重に断り、関係者と通じて複数の企業とスポンサー契約の交渉を進めているそうです。
この新たな挑戦は、彼の成長をさらに促進することでしょう。
【箱根駅伝】2区で日本人最高記録の創価大・吉田響プロ転向宣言 ロードとトレイルの二刀流ランナーへhttps://t.co/1ySrPYkIyE
— スポーツ報知 (@SportsHochi) January 2, 2025
トレイルランニングは、通常のロードランニングとは異なる技術や体力を要求されます。
箱根の5区へのこだわりを持った吉田選手の活躍が楽しみですね😄
まとめ
吉田響選手は、東海大学から創価大学に編入した経歴があります。
往路の2区で出走し、驚異の13人抜きを達成。
区間新記録となる1時間5分43秒をマークし、日本人歴代最高のタイムを記録しました。
箱根駅伝での活躍は、彼の努力と決意の賜物です。
プロランナーとして新たな道を歩む吉田響選手は、さらなる高みを目指しています。
吉田選手の情熱と努力が、さらなる成功をもたらすことを願っています🌟