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【地震】三陸沖どこにゆっくりすべり(スロースリップ)?どうなる・ヤバイ?わかりやすく

【地震】三陸沖どこにゆっくりすべり(スロースリップ)?どうなる・ヤバイ?わかりやすく

「三陸沖でまた大きな地震が…」——2026年4月20日のM7.7地震後、ニュースで頻繁に耳にするようになった「スロースリップ(ゆっくりすべり)」という言葉。

東日本大震災の記憶がよみがえって、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

気になって調べてみると、気象庁や大学の専門サイトが上位に出てくるのですが……正直むずかしくて途中で読む気が失せてしまいました。

「そもそもプレートって何?」「スロースリップって普通の地震と何が違うの?」というところから知りたいのに、専門用語ばかりで頭に入ってこないんですよね。

そこで今回は、同じように「わかりやすく知りたい!」と思っている方のために、素人目線でかみ砕いてまとめてみました。

三陸沖のスロースリップの場所・影響・リスク・今すぐできる備えについて、できるだけ身近な例えを使いながら解説していきます。


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三陸沖どこにゆっくりすべり(スロースリップ)?

スロースリップ(ゆっくりすべり)ってそもそも何?

スロースリップとは、プレートとプレートの境界面で起きる「じわじわとした動き」のことです。

通常の地震がドンと一気にずれるのに対し、スロースリップは数日から数か月かけてゆっくり動きます。

イメージとしては、ゴムをゆっくり引っ張って少しずつ伸ばしていくような感じです。

ビヨーンと一気にちぎれるのが通常の地震とすると、スロースリップはジワジワ〜っと静かに動くイメージ。

揺れをほとんど感じないため、GPS観測や海底の観測機器「S-net(日本海溝海底地震津波観測網)」などで初めて検知できる現象です。

ちなみに「プレート」とは、地球の表面を覆う巨大な岩盤のことです。

いくつもの板(プレート)が組み合わさって地球を包んでいて、それぞれがゆっくりと動いています。

日本列島の下には太平洋プレートが沈み込んでいて、その境目でひずみが溜まり、地震が起きます。

三陸沖のスロースリップ、場所はどこ?

今回注目されているスロースリップは、岩手県宮古の東方沖を中心とした、太平洋プレートと陸のプレートの境界域で発生しています。

産業技術総合研究所(産総研)や東京大学地震研究所が調べたところ、

2025年11月9日に三陸沖でM6.9の地震が発生した前後から、スロースリップを示す「微動(低周波微動)」が断続的に観測されるようになったとのことです。

時期主な出来事
2025年11月9日三陸沖でM6.9の地震が発生、前後からスロースリップの微動を検出
2025年12月8日青森県東方沖でM7.5の地震が発生、連動的な影響が指摘される
2026年4月20日三陸沖でM7.7の地震が発生(気象庁暫定値)、震度5強・80cmの津波
2026年4月20日以降地震後も微動が継続し、震源の北側へ移動・拡大の兆候あり

スロースリップは地表や陸から直接見える現象ではなく、海底深く、地下のプレート境界付近で起きています。

「地面の下でこっそり何かが動いている」——まさにそういうイメージです。

足元の地面はいつも通りに見えるのに、地下数十kmの深さでは静かに変化が起きているわけです。


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三陸沖でゆっくりすべり(スロースリップ)が起きるとどうなるの?

直接的な揺れは少ない。でも周囲への影響がある

「スロースリップが起きると揺れるの?」と気になって調べてみたのですが、スロースリップ自体は「大きな揺れ」を直接起こすわけではないようです。

実際、スロースリップが起きていた2025年11月〜2026年4月の間も、ほとんどの人は揺れを感じていませんでした。

ただし、スロースリップは周囲のプレートに力を移すことがあります。

これ、わかりやすく言うと「子どもが『抱っこ』と膝の上に乗ってきた」時のイメージです。

最初はかわいいし、ちょっと重いけど全然大丈夫。

でも、だんだん体重をかけてよりかかってくると…じわじわ足がしびれてきて、やがて「もう限界!どいてー!」となりますよね。

スロースリップも同じで、じわじわと周囲の断層に力が移り続けて、限界を超えたときにドン、と地震が起きる——そういうメカニズムです。

産総研や政府の地震調査委員会は、2025年末からのスロースリップが蓄積されたひずみを他の場所に転嫁し、2026年4月20日のM7.7地震の引き金になった可能性があると指摘しています。

スロースリップが起こすこと・引き起こしやすいこと

  • 周辺で小さな地震(M5前後)が増えやすくなる
  • 群発地震を誘発する可能性がある(地震が短期間に何度も起きる状態)
  • 固着域(プレートが強くくっついている部分=ゴムが特にピンと張っているところ)にひずみが集中し、大きな地震のきっかけになる場合がある
  • 本震のあとも「余効すべり」として継続し、余震活動を長引かせることがある

今回のM7.7地震後も、微動が継続し北側へ移動していることが専門家の分析で明らかになっています。

震源の北側——北海道寄りの領域にも注意が必要な状況です。

最新発表:ゆっくりすべりが加速している

さらに、2026年5月14日には政府の地震調査委員会が新たな発表を行いました。

M7.7地震のあと、震源周辺での「ゆっくりすべり」が加速していることが確認されたとのこと。

「これ以上加速した場合、周辺でM7やM8以上の地震が発生する可能性がある」として、引き続き注意を呼びかけています。

4月時点より状況が進んでいる、ということです。


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三陸沖のゆっくりすべり(スロースリップ)はヤバイ?

パニックになる必要はないが、無視もできない

「で、結局ヤバイの?」——これが一番気になるところですよね。

調べた限りでいうと、「明日すぐに大地震が来る」という状況ではありません。

ただ、警戒を続けるべき状況であることは確かです。

気象庁は2026年4月20日のM7.7地震を受けて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。

これは2025年12月の青森県東方沖地震に続く2度目の発表です。

「今後1週間は大規模な地震を誘発する可能性がある」として注意を呼びかけた情報で、1週間程度の特別注意期間は終了していますが、スロースリップの活動自体は現在も継続・拡大の兆候が見られています。

5月14日には政府の地震調査委員会が「ゆっくりすべりが加速している」と改めて注意を呼びかけています。

終わった話ではなく、現在進行形で動いている状況です。

三陸沖はそもそも大地震が起きやすいエリア

三陸沖は太平洋プレートが日本列島の下に沈み込む「日本海溝」沿いに位置し、もともと大きな地震が繰り返し発生してきた場所です。

わかりやすく言うと、「もともとパンパンに張っているゴムが、さらに引っ張られている状態」に近いイメージです。

そこにスロースリップによる追加のひずみが加わっているわけなので、「平常時よりリスクが高まっている状態」と受け止めておくのが適切です。


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東日本大震災のような巨大地震がまた起こるのか?

東日本大震災前にもスロースリップが発生していた

「東日本大震災のときはどうだったの?」と調べてみると、少し怖い事実がわかりました。

2011年の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震M9.0)の前にも、スロースリップが観測されていたんです。

震災の約1か月前にあたる2011年2月中旬以降から、宮城県沖のプレート境界でゆっくりとしたすべりが発生。

その後に地震活動が活発化し、3月9日のM7.3の前震が起きています。

このスロースリップが、あの超巨大地震の発生を促進した可能性があると東京大学地震研究所の研究者たちは指摘しています。

ただし、スロースリップ=巨大地震の予告ではない

スロースリップが起きたからといって、必ず大地震になるわけではありません。

「梅雨の時期に入ったからといって、毎日必ず大雨になるわけではない」のと少し似ています。

リスクが上がっている状態ではあるけれど、必ずそうなるとは言い切れない、ということです。

地震調査委員会は「長期的にはきっかけになる可能性はある」としつつも、直接的な予知には至っていないとしています。

  • スロースリップは珍しい現象ではなく、三陸沖で繰り返し観測されてきた
  • 今回の三陸沖でも「割れ残り」域(ひずみが蓄積しやすい場所)が指摘されている
  • M8〜9クラスの発生確率は長期的に高いままだが、短期的な確率上昇の評価は慎重

怖がりすぎる必要はありませんが、「いつ起きるかわからない」という前提で備えを整えておくことが、一番現実的な対応といえます。


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地震対策:今すぐできる備えは?

三陸沖の地震で特に注意したいこと:津波

三陸沖の地震では、揺れが大きくなくても津波が来るリスクがあります。

2026年4月20日の地震でも、岩手県久慈港で約80センチの津波が観測されました。

海の近くにいるときは「揺れたらすぐ高い場所へ」を家族の合言葉にしておきましょう。

今すぐできる備えリスト

①家の中の安全確認

  • 背の高い家具・棚の転倒防止器具を確認・設置する
  • 寝室まわりに倒れてくるものがないか見直す

②非常持ち出し袋の準備

  • 水と食料は3〜7日分を目安に
  • モバイルバッテリー・懐中電灯・携帯ラジオを入れておく
  • 常備薬・お薬手帳のコピーも忘れずに

③津波避難のシミュレーション

  • 海沿い・川沿いに住んでいる方は高台への避難経路を確認
  • 家族全員で「どこに逃げるか」を話し合っておく

④情報収集の習慣をつける

  • 気象庁アプリやNHKのプッシュ通知などをオンにしておく
  • 緊急地震速報(警報)が鳴ったらすぐ行動できるよう準備する
備えの種類具体的な行動優先度
家具の固定L字金具・突っ張り棒で固定
食料・水の備蓄3〜7日分を用意
津波避難経路の確認高台・避難場所を家族で共有高(沿岸部)
非常持ち出し袋充電器・ラジオ・薬を入れる
情報収集ツール気象庁アプリ・NHK通知

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まとめ

  • 三陸沖のスロースリップ(ゆっくりすべり)は、岩手県宮古の東方沖を中心とした太平洋プレートと陸のプレートの境界で2025年11月頃から活発化。
    4月のM7.7地震後はさらに加速していることが政府の地震調査委員会(2026年5月14日)に確認されており、現在進行形で動いている状況です。
  • スロースリップ自体は大きな揺れを起こしません。
    ただし周囲の断層にひずみを移すことで、通常の地震を誘発する可能性があります。
    今回のM7.7地震も、スロースリップが引き金になった可能性が専門家に指摘されています。
  • 「ヤバイか?」への答えは、今すぐパニックになる必要はないが、警戒を続けるべき状況です。
    気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、震源北側も含めた注意を呼びかけています。
  • 東日本大震災前にもスロースリップが観測されていた事実はあるものの、スロースリップが必ず巨大地震につながるとは言い切れません。
    確実な予知は現時点では不可能です。
  • 一番大切なのは、「いつ起きても困らない備え」を今のうちに整えておくことです。
    特に津波への備えは、三陸沖では欠かせません。

「地震が怖いから考えたくない」という気持ち、すごくわかります。

わたし自身も調べながら少しドキドキしてしまいました。

でも、知ることで冷静に備えられる部分もあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

最新情報は気象庁・地震調査委員会・NHKなどの公式情報を定期的に確認するようにしましょう。

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